はじめに
192ヵ国・地域にひろがる、世界最大の在家仏教教団である創価学会インタナショナル(SGI)。
この地球を包む民衆の連帯をつくりあげた池田大作SGI会長が、19歳で戸田城聖・創価学会第2代会長と出会い、創価の「師弟の道」を歩み始めたのは1947年8月のことである。
終戦からまだ2年の夏。すべては、ここから始まった。
今月で70年の佳節を刻むにあたり、この間に池田会長という一人の人間が何を成し遂げてきたのか。その軌跡を3回にわたって概観したい。 続きを読む
192ヵ国・地域にひろがる、世界最大の在家仏教教団である創価学会インタナショナル(SGI)。
この地球を包む民衆の連帯をつくりあげた池田大作SGI会長が、19歳で戸田城聖・創価学会第2代会長と出会い、創価の「師弟の道」を歩み始めたのは1947年8月のことである。
終戦からまだ2年の夏。すべては、ここから始まった。
今月で70年の佳節を刻むにあたり、この間に池田会長という一人の人間が何を成し遂げてきたのか。その軌跡を3回にわたって概観したい。 続きを読む
今や日々の新聞、テレビ等の報道で「公明党」の3文字の登場しない日はない。むろん公明党が政権与党の連立パートナーだからではあるが、それでもわずか10年前には考えられなかったことだ。
国政ならずとも東京都議会を見ていてもわかるように、つまりそれだけ、公明党がどのように判断し、対応するかが、日本社会の動向を決するうえで無視できない影響力を持つようになっているのである。 続きを読む
かつて〝日本最大の隆盛〟を誇りながら、わずかこの25年で、風前の灯火のように衰亡した仏教宗派がある。
日蓮正宗――。そう言われても、もはやほとんどの人が名前も知らないだろう。
静岡県富士宮市の大石寺を総本山とするこの宗派は、日蓮の弟子・日興を開祖とし、古くは日蓮宗興門派や富士派を名乗っていた。日蓮正宗と改称したのは、1912年(明治45年)のことである。 続きを読む
佐藤優氏と山口那津男・公明党代表の対談『いま、公明党が考えていること』では、この2016年3月に施行された平和安全法制についても語り合っている。
この法制の背景には、国際社会の安全保障環境がかつてとは異なってきたことが指摘されている。 続きを読む
『いま、公明党が考えていること』は、キリスト教徒にして元・外務省国際情報局主任分析官、日本を代表する論客である佐藤優氏が、公明党代表の山口那津男氏と縦横に語りあった対談である。手軽な新書サイズなうえに、対談なので読みやすく、また、どこから読んでもかまわない構成になっている。
公明党は1999年10月、自民党小渕内閣の要請を受け政権に参画した。3年3ヵ月の民主党政権時代を除き、すでに通算13年以上、日本の政権の一翼を担っている。 続きを読む