共産党との連携を深めた1年
ちょうど1年前の2015年9月。
当時の民主党が共産党やSEALDsなどと一緒になって「廃案」を叫んでいた平和安全法制が成立した。
野党は「戦争法」だと国民の不安を煽り立ててきたのだが、この法案成立直後に朴槿惠(パククネ)・韓国大統領、習近平・中国国家主席は、連立与党の党首である山口那津男・公明党代表を笑顔で迎えた。11月1日には、ソウルで日中韓3ヵ国首脳会談が開催された。 続きを読む
ちょうど1年前の2015年9月。
当時の民主党が共産党やSEALDsなどと一緒になって「廃案」を叫んでいた平和安全法制が成立した。
野党は「戦争法」だと国民の不安を煽り立ててきたのだが、この法案成立直後に朴槿惠(パククネ)・韓国大統領、習近平・中国国家主席は、連立与党の党首である山口那津男・公明党代表を笑顔で迎えた。11月1日には、ソウルで日中韓3ヵ国首脳会談が開催された。 続きを読む
近年になって、だんだん街の小さな書店が減ってきている。多くの在庫を誇る大型書店を探索する愉しみも捨てがたいが、散歩がてら立ち寄ることのできる小さな書店が消えてゆくのはさみしい。
この本の著者・長田弘氏も同じ気持ちだったのではないかとおもう。表題を『私の二十世紀書店』(※リンク先は1999年発売の『定本 私の二十世紀書店』)としたのは、
「私がこれらの本に出会った場所が街の書店においてだったからだ。本の自由というのは、自由な開かれた書店が街にあるということである」
という。この本には、街の書店への愛惜がこめられている。 続きを読む
今年(2014年)の7月1日、政府は臨時閣議を開き、集団的自衛権の行使を認める閣議決定をしました。
今回の閣議決定の基礎となったのが、1972年に行われた「自衛権に関する政府見解」です。この「72年見解」では、どのような場合に憲法上許容される自衛の措置がとれるかについて、政府の基本的な考え方を示しています。 続きを読む
私がこれまで常に心のなかで大切にしてきたことは、どんなことをしても、たとえ名誉やプライドをかなぐり捨てることがあったとしても、平和だけは守りたいとの信念です。およそこの世の中で、人間の所業によって人間が苦しむほどの不幸はないと思います。そのなかでも最大の不幸が、人間が人間を殺す戦争であり、とりわけ核兵器の使用こそ人類史上最大の罪悪だと考えています。 続きを読む
日本が抱えるさまざまな課題。そこにある多くのズレに着目し、そこを浮き彫りにすることで見えてくる変革への道がある。
以前に書いた『絶望の国の幸福な若者たち』という本を出版して以来、僕自身が若者として、いろいろな場所に呼ばれる機会が増えました。若者としての意見を求められる中で、そこで出会った〝大人の人たち〟を不思議な存在だなと感じていました。 続きを読む