国際的にみて、集団的自衛権はどのような位置づけなのだろうか。国際情勢に詳しい、伊勢﨑賢治氏に話を聞いた。
薄い日本の存在感
日本で憲法9条がなくなろうと、集団的自衛権行使が容認されようと、国際情勢には影響はないでしょう。それほど日本の存在感はなくなっているのです。 続きを読む
国際的にみて、集団的自衛権はどのような位置づけなのだろうか。国際情勢に詳しい、伊勢﨑賢治氏に話を聞いた。
日本で憲法9条がなくなろうと、集団的自衛権行使が容認されようと、国際情勢には影響はないでしょう。それほど日本の存在感はなくなっているのです。 続きを読む
憲法9条は世界からどのように評価されているのか。私たちはどう向き合っていくべきか――。
最近の安倍政権の安全保障政策を見ていると、私はその進め方に強い危機感を感じています。
海外でも日本の現状を心配する声をよく耳にします。昨年(2013年)7月、ピースボートでシンガポールを訪れる機会があり、そこである国際組織の先生に開口一番「安倍政権が心配です」と言われ、今年3月また同じ先生から「すごいスピードで軍事的政策が進められているが、日本は大丈夫なのか」と問われました。 続きを読む
現今の若者は、自分がどういう存在か分からない不安を抱えている人が多いようです。人との関わりの中で、相手によって異なった自分を演じているような気がして、相手の個性に翻弄され自分が失われてしまうのではないかという不安です。その不安の裏返しとして、自分を過剰に強く持とうとし、自らを必要以上に前面に押し出すような生き方が望ましいと誤解している風潮が強いように思います。 続きを読む