英語を学ぶ際に、まず心がけるべきことについて、渡辺武達教授に聞いた。
英語教育と思想性
近年、多くの企業の昇進条件にTOEICなどの語学力試験が課されるようになりました。グローバルに展開する企業のなかには、英語を社内公用語とするところも出てくるなど、英語習得に対する日本人の意欲は高まる一方です。しかし、英語を学び、自らの生活にどう生かしていくのかという思想性が、十分に議論されていないことは非常に残念です。 続きを読む
英語を学ぶ際に、まず心がけるべきことについて、渡辺武達教授に聞いた。
近年、多くの企業の昇進条件にTOEICなどの語学力試験が課されるようになりました。グローバルに展開する企業のなかには、英語を社内公用語とするところも出てくるなど、英語習得に対する日本人の意欲は高まる一方です。しかし、英語を学び、自らの生活にどう生かしていくのかという思想性が、十分に議論されていないことは非常に残念です。 続きを読む
<シリーズ 文化芸術を考える>第1弾
文化・芸術の世界で学んだ人たちに向けて、誇りと使命をもってほしいと訴える宮島達男氏。その理由とは――。
「文化・芸術は、そこに携わる人たちの2つの〝ソウゾウリョク〟を鍛えてくれる」
私がそう考えるようになったのは、芸術大学で学生と向き合うようになってからです。毎年2万人に及ぶ人たちが芸術系の大学を卒業していくなかで、アーティストとして生計を立てられるのは、ほんの1%にも満たない人で、残りの99%は普通の社会人として世の中に出ていきます。 続きを読む
日本国憲法には、大きく分けて自由権、請求権という2つの権利が定められています。 続きを読む
アベノミクスで日本経済に回復の兆しが見えたかのような今、果たして日本の行く末に希望を持つことはできるのだろうか。経済アナリストの森永卓郎氏に話を聞いた。
アベノミクスで金融緩和が効果を発揮していますが、金融緩和で景気が劇的に上昇するということは、実は数年前からわかっていたことです。
リーマン・ショックの後、先進各国はどこも思い切った金融緩和に出ました。資金供給量(中央銀行の資産額)では、イギリスが5倍、アメリカが3倍、ユーロ圏が2倍に増やした一方で、日本だけがほとんど金融緩和をしてこなかったのです。 続きを読む
※この記事は2012年12月に行われた総選挙の前にインタビューしたものです。
孔子の論語に「遠慮なければ近憂あり」という言葉があります。ここでの「遠慮」とは、遠くのこと、つまり現在より先のことを考えることです。将来のことを考えて現実に臨まなければ必ず悪いことが起きるという意味です。
これは現在の日本の政治にもあてはまります。2012年9月11日に民主党の野田内閣は、尖閣諸島国有化を閣議で決定しました。 続きを読む