休眠預金活用の具体的スキームと目的とは何か。谷合正明参議院議員に話を聞いた。
年間1000億円発生する休眠預金
長期間にわたり引き出しや預け入れなどの取引のない銀行口座「休眠預金」の活用について、自民党、公明党を中心に超党派で議論を進めてきました。その目的は、休眠預金を民間公益活動の促進のために活用しようというものです。 続きを読む
休眠預金活用の具体的スキームと目的とは何か。谷合正明参議院議員に話を聞いた。
長期間にわたり引き出しや預け入れなどの取引のない銀行口座「休眠預金」の活用について、自民党、公明党を中心に超党派で議論を進めてきました。その目的は、休眠預金を民間公益活動の促進のために活用しようというものです。 続きを読む
現在、NPO法人の数は全国で4万8000(平成26年1月1日現在、内閣府ホームページ)を超える。社会的な認知度が高まる一方、被災地支援NPOによる復興資金の着服など、その不透明さを問う声も少なくない。今後NPOはどう変わるべきなのだろうか。
私たち「きょうとNPOセンター」は、まちづくり活動を行う団体(以下、NPO)の支援を通じて多様性ある市民社会づくりを目指す組織です。
設立のきっかけは1995年に起こった阪神・淡路大震災でした。まだNPOという言葉が生まれていない時代でしたが、全国からボランティアが被災地に集まり、何とか皆の力で町を立て直そうとしていたのです。 続きを読む
若者の生きづらさの問題を、「教育」から「仕事」へのアクセス(接続)から読み解く。
これまで仕事と家庭と教育の関係について研究を続けてきました。90年代以降、仕事や暮らしの責任が、過剰に個人へと押しつけられる「個人化された能力主義」が社会全体に蔓延していることを懸念しています。行き過ぎた自己責任論が、人びとの心に嫉妬や憎しみなどの負の感情を呼び起こし、社会全体を分断しているように感じるのです。 続きを読む
米国のデイヴィッドソン教授によると、これから20年後、65%の人は現在では存在しない仕事に就いているそうです。つまり、我々の生きる時代は、極めて激しい変化に見舞われることだけは確実で、予測なんておこがましくてできません。
とはいえ、ある程度言えることもある。先進各国はグローバリゼーションへの対応が課題になっていますが、日本の場合には人口減少という大問題が付加されてきます。 続きを読む
東電福島第1原発の事故以来、放射線対策として、「EM(菌)」を利用する動きがあります。
EMとは、Effective Microorganisms(有用微生物群)の略称です。はじめは土壌改良を目的とした微生物資材として作られ、1980年代の初めに琉球大学農学部の比嘉照夫教授(当時)によって、農業用資材として本格的に開発されたものです。 続きを読む