世界で伸長する創価学会
この国では「宗教」がきちんと議論されることがない。それは、社会が成熟によってデリケートなことがらをスルーしているからではなく、宗教や信仰について真摯に考えるだけの成熟にいまだ至っていないからである。 続きを読む
この国では「宗教」がきちんと議論されることがない。それは、社会が成熟によってデリケートなことがらをスルーしているからではなく、宗教や信仰について真摯に考えるだけの成熟にいまだ至っていないからである。 続きを読む
――「折伏から対話へ」というテーマでお話をお聞かせください。
山形 私が東北大学の学生だったころの話です。私の恩師の日本宗教史講座担当であられた堀一郎先生は、当時世間を騒がせていた「折伏」について、
「それは新しい宗教が旧体制の宗教に論争を挑むための基本的話法です。それに勝利することなしに、新しい価値の創造はないですね。300年かかるか、500年かかるか、価値観の転換とはそのようなものです」
と話されていたことが、今も私の耳の底に残っています。 続きを読む