令和4年5月3日、4日、岸田文雄首相はイタリア共和国及びバチカンを訪問し、4日にはローマ教皇フランシスの謁見を受けた。
今回のローマ教皇と岸田首相との会談の内容は、将来の核兵器禁止条約を日本がどう扱うべきかを考えるのに重要だと理解したので、とても短い原稿になるが、寄稿した次第である。
日本政府と教皇庁で異なる岸田首相謁見の報道
4日のローマ教皇との会談で日本政府の報道では、核兵器の廃絶に向けた両者の認識の一致とウクライナ情勢について岸田首相が語ったことになっている(「ローマ教皇フランシスコ台下への謁見・日バチカン首脳会談」外務省HP)。 続きを読む