離党理由さえ公表しない無責任さ
千葉市議会の会派「日本維新の会・無所属の会」が、市民の請願を〝自作自演〟して9月定例会に出していたことを認め謝罪した。
守屋聡幹事長が13日の議会運営委員会で、問題の請願に会派所属の桜井崇議員と大平真弘議員の2人が関与していたと説明。「請願そのものがでたらめな書類だった」「すべてが自作自演の請願書」と述べた。(『読売新聞』9月15日)
千葉市議会は17日、請願提出に関わった同会派の桜井崇市議と大平真弘市議に対する議員辞職勧告決議案を可決した。2人が所属する「日本維新の会・無所属の会」は棄権した。
市民の請願を装って〝自作自演〟とは、まさに日本維新の会という政党の体質をよくあらわしている。
そして、党内を覆う「ハラスメント体質」への絶望なのか、「不祥事」の連続で支持率が低迷する「沈む泥船」からのイチ抜けなのか、ここにきて日本維新の会から〝離党者〟が続出しているのだ。
まず、統一地方選で大躍進したはずの2023年に、自らの意思で「離党」したのは以下の面々。 続きを読む