有権者が期待するもの
第26回参議院議員選挙(7月10日投票)が、本日6月22日に公示された。
有権者がこの参院選で重視している政策は何か。各社の調査では、おしなべて「物価高対策」がもっとも高く、たとえばFNNが6月18~19日に実施した電話調査では38・9%を占めた。
次いで「景気・雇用」(33.4%)、「年金・医療・介護」(32.3%)、「子育て支援・少子化対策」(29.6%)と続いた。(「FNNプライムオンライン」6月20日)
環境・エネルギー、外交・安全保障、新型コロナ対策はいずれも12%台で、有権者が生活の安心を強く望んでいることがわかる。
3年目に入ったコロナ禍のなかで、ウクライナ情勢が追い打ちをかけるように世界経済に影響を及ぼし、燃料価格や食料価格の高騰を招いている。
国民の関心事は、どの政党が具体的な政策を実現する能力を持ち、暮らしの不安を取り除いて、安心と希望をつくり出せるのかにあるといえるだろう。 続きを読む