自公の幹事長・選対委員長会談後に取材に応じる公明石井幹事長と西田選対委員長(5月25日)
5月25日、公明党が「東京における自民党との選挙協力を解消する」というニュースが駆け巡った。
同日昼、石井啓一幹事長と西田実仁選対委員長が、自民党の茂木敏充幹事長と森山裕選対委員長と国会内で会談。公明党は、この日の党常任役員会で決定した方針を伝えた。
①「東京28区」で公明党として候補者を擁立しない
②公明党が候補を公認した「東京29区」で自民党の推薦を求めない
③東京の小選挙区で公明党は自民党候補を推薦しない
④今後の都議選や首長選などで自公の選挙協力をしない
⑤都議会における自公の協力関係を解消する
というもの。
石井幹事長は記者団に、会談のなかで「東京における自公の信頼関係は地に落ちた」と伝えたことを明かした。
茂木幹事長は「持ち帰って検討させてほしい」としたが、石井幹事長は「党の最終方針なので、この方針を変えることはない」と応じた。
なお公明党は、これは東京に限定した話であり、連立に影響させるつもりも、他の46道府県に影響を及ぼすつもりもないとしている。 続きを読む