デマへの注意喚起機能が実装
この7月から、SNSの「X」(旧ツイッター)には「コミュニティノート」という新機能が日本でも実装されるようになった。
これは、誤情報が拡散されることを防止するために、誤解を招く投稿やデマ投稿に対してコントリビューター(協力者)たちが補足の「背景情報」を添えて指摘できるというものだ。
じつは、この機能が実装されてから、国会議員らの誤った投稿にもしばしば注意を促すコミュニティノートが加えられるようになった。
7月9日、元民主党代表の鳩山友紀夫(由紀夫から改名)氏が、
近々NATO首脳会議が開かれるが、ゼレンスキー大統領はNATO軍にロシアに対して核攻撃をして欲しいと要請している。そんなことをしたら、ロシアが核で反撃することは間違いなく、全面的な核戦争で人類が滅びてしまいかねない。NATOがゼレンスキー大統領の要望を受け入れないことを切に望む。(7月9日の投稿)
と投稿。だが、すぐに「背景情報」が付けられ、これは誤った英字字幕による偽情報だと注意が促された。鳩山氏は12日に「お詫びして撤回する」と表明した。 続きを読む