キリスト教徒が読み解く池田思想
月刊誌『第三文明』で2016年8月号から続いている佐藤優氏の連載「希望の源泉――池田思想を読み解く」。佐藤氏は元・外務省主任分析官の肩書を持つ作家であり、同志社大学大学院神学研究科を修了したプロテスタントのキリスト教徒でもある。
国際情勢に関する著作はもとより、哲学、キリスト教、インテリジェンス、政治など、幅広いジャンルで旺盛な執筆活動を続けている。そんな佐藤氏が、この10年ほど熱意を持って取り組んでいるのが、創価学会とその指導者である池田大作創価学会インタナショナル会長(以下、SGI会長)の研究だ。
創価学会とSGI会長を論じるにあたって、佐藤氏は全150巻におよぶ『池田大作全集』を揃えて読み込んできた。また全12巻の『人間革命』、全30巻の『新・人間革命』も読み込んで、これらについては独自の視点から著作も出している。
これまで創価学会を批判的であれ好意的であれ論じた言論人や学者はいるが、ここまでの読み込みをした上で発言した者は一人もいないのではないか。 続きを読む