受託後いきなりの「コロナ禍」へ
沖縄県の肝煎りで那覇市に隣接する豊見城市に沖縄空手会館がオープンしたのは2017年3月。以来6年以上が経過し、現在の指定管理者(OTS MICE MANAGEMENT株式会社を中核とする4社の共同企業体)による運営がはじまっている。
開館から3年間は一般財団法人・沖縄観光コンベンションビューローが指定管理者として受託、2020~22年度は沖縄県内資本の旅行会社である沖縄ツーリスト株式会社が代表企業を務める沖縄空手振興ビジョン推進パートナーズが指定管理の委託を受けた。
2023年度4月から、グループ会社のOTS MICE MANAGEMENT株式会社が代表企業を引き継ぎ、株式会社セイカスポーツセンター、館内清掃や施設管理を担当する沖縄ビル管理株式会社、周辺の植栽に関わる有限会社西原農園で管理・運営されている。
沖縄空手会館の運営を開始した2020年4月以降、同じ月に新型コロナの感染拡大により「臨時休館」の措置がとられ、通常営業がかなわなくなった。そのため当初の予定と大きく異なる変更を余儀なくされた。 続きを読む