《政治》《宗教》《時事問題》における佐藤優氏の視点
「WEB第三文明」編集部編
〝知の巨人〟として知られる作家・佐藤優氏が、池田大作創価学会第3代会長の著作『法華経の智慧』について読み解く「希望の源泉――池田思想を読み解く」が月刊誌『第三文明』で現在、好評連載中です。
この長期連載をまとめたシリーズの第7巻が、本年(2024年)7月24日に発売となりました。
『希望の源泉』で佐藤氏は、『法華経の智慧』以外の時事問題や創価学会・公明党などに関する多岐にわたる話題にも言及しており、読者からも多くの反響が寄せられています。
そこで、第7巻の発売に合わせて、各章のタイトルと「サブテーマ」が一覧できる「特別企画『希望の源泉・池田思想』クロニクル」を掲載いたします。ぜひ、本シリーズのガイドとしてご活用ください。
『法華経の智慧』とは
池田会長が教学部の代表と「法華経」をテーマに語り合った書籍。創価学会の機関誌である『大白蓮華』に1995年から53回にわたって連載された内容が全6巻で発刊され、その後、再構成され『池田大作全集』第29巻~第31巻に収録。現在、同全集に収録の内容が全3巻の「普及版」として発刊されている。
掲載号:『第三文明』2016年8月号~2017年7月号
収録内容:序論、「法華経」序品、方便品、譬喩品、信解品
価格:紙版 1,320円(税込)
電子版 990円(税込・参考価格)
購入ページ: (公式)『希望の源泉 池田思想』第1巻
章 | 章タイトル | ページ | メインテーマ以外の話題や関連事項 |
1 | 「民衆宗教」と「人間主義」 | P17 | ルターの宗教改革から500年(2017) |
2 | すべての思想を生かしていく智慧 | ||
3 | 「危機の時代」を見通す先見性 | ||
4 | 超越性と現実の間を往還する思想 | ||
5 | 生命論として「諸法実相」を読み解く | ||
6 | 世界に向けて開かれた書 | P116 | 韓国で「法華経展」開催(2016/9~12) |
7 | 宗教の全体観の重要性 | P135 | トランプ氏が米国大統領に(2016/11) |
8 | 『法華経の智慧』と「世界宗教の条件」 | P142 | 『朝日新聞』原田会長インタビュー(2016/9/22) |
9 | 「何のため」を問い続ける思想 | ||
10 | 池田思想にちりばめられた「譬喩の力」 | ||
11 | 「『人間主義の宗教』とは何か?」を考える | P195 | 森友学園をめぐる問題について |
12 | 「信仰と理性」の関係めぐる根源的思索 |
掲載号:『第三文明』2017年8月号~2018年7月号
収録内容:「法華経」薬草喩品、授記品、化城喩品、五百弟子受記品・授学無学人記品、法師品、見宝塔品
価格:紙版1,320円(税込)/電子版990円(税込・参考価格)
購入ページ: (公式)『希望の源泉 池田思想』第2巻
章 | 章タイトル | ページ | メインテーマ以外の話題や関連事項 |
1 | 慈悲と智慧は行動のなかにこそ表れる | P26 | 改正組織犯罪処罰法(2017/7/11施行) |
2 | 変わり続けることが「生きた宗教」の証し | P32 | 東京都議会議員選挙(2017/7/2) |
P48 | タイで「法華経展」開催(2017/5~6) | ||
3 | 『法華経の智慧』から考える座談会の意義 | ||
4 | 創価学会における「師弟の絆」 | ||
5 | 「難」との向き合い方に表れる池田思想 | ||
6 | 「民衆という視座」から世界を見る | P104 | 北朝鮮の核問題について |
7 | 法華経の現代的展開としての「人間主義」 | P126 | ロヒンギャ問題について |
8 | 「人生という劇」に勝利するために | ||
9 | 「生命こそが宝塔」という思想 | ||
10 | 創価学会という「感化の輪」の広がり | ||
11 | 「よく生きる」ことを促す死生観 | P204 | 韓国・北朝鮮の首脳会談(2018/4/27) |
12 | 人間軽視の時代への「防波堤」 | P221 | AIについて |
掲載号:『第三文明』2018年8月号2019年7月号
収録内容:「法華経」提婆達多品、勧持品、安楽行品、従地涌出品
価格:紙版1,320円(税込)/電子版990円(税込・参考価格)
購入ページ: (公式)『希望の源泉 池田思想』第3巻
章 | 章タイトル | ページ | メインテーマ以外の話題や関連事項 |
1 | 「悪と戦い続けてこそ仏」という思想 | ||
2 | 「衆生の救済」こそ、究極の善 | ||
3 | 悪は「善の炎」のための薪となる | P64 | 軽減税率の導入について |
4 | 法華経の「女人成仏」が語りかけるもの | ||
5 | 竜女の成仏は、高らかな「人権宣言」 | ||
6 | 現代における「不惜身命」とは何か | P102 | 小説『新・人間革命』完結(2018/9/8) |
7 | 創価学会と「三類の強敵」の戦い | ||
8 | 「折伏」と「寛容」について考える | P141 | 田原総一朗『創価学会』について |
9 | 師弟が共闘してこそ「難即安楽」に | ||
10 | 「地涌の菩薩」とその使命感 | ||
11 | 「人間への信頼を取り戻せ」という警鐘 | P194 | 令和に改元(2019/5/1)、天皇制について |
12 | 池田会長の民衆観の根底にあるもの |
掲載号:『第三文明』2019年8月号~2020年7月号
収録内容:「法華経」従地涌出品、如来寿量品
価格:紙版1,320円(税込)/電子版990円(税込・参考価格)
購入ページ: (公式)『希望の源泉 池田思想』第4巻
章 | 章タイトル | ページ | メインテーマ以外の話題や関連事項 |
1 | 戸田会長「獄中の悟達」の重要な意義 | ||
2 | 生命論の観点から寿量品の意義を解き明かす | ||
3 | 「生も歓喜、死も歓喜」に込められた思い | ||
4 | 「久遠の仏」と「永遠の今」 | P68 | 佐藤氏の親友・豊島昭彦氏について |
5 | 宗教者にとっての「使命の自覚」の重要性 | ||
6 | 寿量品の「発迹顕本」を池田思想から捉え直す | ||
7 | 「人」と「法」の視座から論じる仏法の本質 | ||
8 | 「人間主義」が21世紀の世界に果たす役割 | ||
9 | 〝生命の奥底にある宇宙〟と向き合う | ||
10 | 刹那主義の荒波に抗する〝思想の防波堤〟 | P179 | INF条約が失効(2019/8) |
P185 | 首里城が焼失(2019/10/31) | ||
11 | 新型コロナウイルスとの戦いと「修羅界」 | P208 | 新型コロナウイルスとの戦い |
12 | コロナ禍が浮き彫りにした「天界」の脆さ | P213 | 一律10万円の定額給付金について |
掲載号:『第三文明』2020年8月号~2021年7月号
収録内容:「法華経」如来寿量品
価格:紙版1,320円(税込)/電子版990円(税込・参考価格)
購入ページ: (公式)『希望の源泉 池田思想』第5巻
章 | 章タイトル | ページ | メインテーマ以外の話題や関連事項 |
1 | 「無我」と「空」の概念を捉え直す | ||
2 | 池田思想に見る菩薩観の革新 | P32 | 『AERA』連載「池田大作研究」について |
3 | 「魔と戦い続けてこそ仏」という思想 | P55 | コロナ禍におけるオンラインツールの普及 |
4 | 「十界互具」こそ「人間主義」の土台 | ||
5 | 「宿命を使命に変える」思想 | ||
6 | 「よく生きる」ために死を見つめる思想 | P105 | 書籍『池田大作研究』が発刊 |
7 | 現代人の生死観を転換させる戦い | P135 | バイデン米大統領の誕生/北朝鮮情勢 |
8 | 「生命の永遠性」を説明するための挑戦 | ||
9 | 九識論と「宿命転換」の論理 | ||
10 | 創価学会の生死観──その核心に迫る | ||
11 | 生命の根源に迷う現代人への警鐘 | ||
12 | 生命力の強弱こそが幸不幸を決める |
掲載号:『第三文明』2021年8月号~2022年7月号
収録内容:「法華経」分別功徳品、随喜功徳品、法師功徳品、常不軽菩薩品、如来神力品
価格:紙版1,320円(税込)/電子版990円(税込・参考価格)
購入ページ: (公式)『希望の源泉 池田思想』第6巻
章 | 章タイトル | ページ | メインテーマ以外の話題や関連事項 |
1 | 「功徳」とは自己の生命から湧出するもの | ||
2 | 幸福と煩悩の関係を法華経から考える | P32 | 東京都議会議員選挙(2021/7/4) |
3 | 弘教の歓喜と功徳──その奥深さ | ||
4 | 世界宗教に不可欠な「正典化」 | P68 | 自民党総裁選(2021/9/29)について |
P82 | 『御書全集 新版』発刊(2021/11/18) | ||
5 | 弘教がもたらす生命の浄化を考察する | P85 | 日蓮正宗宗門との訣別(1991/11/28)30年 |
6 | 不軽菩薩の実践を現代に蘇らせた創価学会 | P102 | 衆議院選挙(2021/10/31) |
7 | 未来の「創価文明」時代の象徴 | P120 | 書籍『創学研究Ⅰ』(第三文明社)について |
8 | 「われこそは不軽菩薩」との誇りを胸に | ||
9 | 創価学会が持つ「変革のエートス」 | P157 | 佐藤優氏の健康について(がん公表) |
10 | 「民衆こそ仏である」という思想 | ||
11 | 「人間のための宗教」を高らかに宣言 | P195 | ロシアのウクライナ侵攻(2022/2/24~) |
12 | 生命力こそが「神力」であるという思想 | P215 | 参議院選挙(2022/7/10)の見通し |
掲載号:『第三文明』2022年8月号~2023年7月号、2024年2月、3月号を特別収録
収録内容:「法華経」如来神力品
価格:紙版1,320円(税込)/電子版990円(税込・参考価格)
購入ページ: (公式)『希望の源泉 池田思想』第7巻
章 | 章タイトル | ページ | メインテーマ以外の話題や関連事項 |
1 | 「日蓮本仏論」に見る民衆救済の視点 | P13 | 書籍『プーチンの野望』について |
P17 | 一部政治家の「核共有」論について | ||
2 | 世界宗教としての節度を守った創価学会 | ||
3 | 時間軸を超越した仏法の因果論 | P48 | 参院選結果と安倍元首相銃撃事件(2022/7/8) |
4 | 仏法者は世界に対して責任を負う | P65 | 旧統一教会、宗教二世批判 |
5 | 「日蓮本仏論」と世界宗教性 | P83 | 政教分離、信教の自由への無理解 |
6 | 宗教革命こそ、最も根源的な革命 | ||
7 | 「無常」から希望を見いだす思想 | ||
8 | 法華経の真の主人公とは誰か | ||
9 | 民衆仏法の真髄を語る | P143 | 池田先生が緊急提言を発表(2023/1/11) |
※「ウクライナ危機と核問題に関する緊急提言」 | |||
10 | 現場で戦ってこそ「生きた教学」に | ||
11 | 「生き残る智慧」に深化した救済論 | P172 | 岸田首相がウクライナ訪問(2023/3/21) |
P176 | 佐藤氏の健康について(菌血症で緊急入院) | ||
12 | 危機の時代こそ変革のチャンス | P187 | 書籍『危機の時代の神学』について |
[特別収録]池田先生の逝去に思う | P202 | 池田先生の逝去(2023/11/15) |
《第8巻も刊行予定》