変化の渦中にある日本社会。その中で、生き残る術は何なのか。『自分でつくるセーフティネット』の著者・佐々木俊尚氏に話を聞いた。
正社員でも非正規でもない第3の道
昨今議論されている労働者派遣法の改正案に対して、「正社員への道が閉ざされる」といった批判の声がありますが、昔のような正社員を中心とする社会に戻る理由はもう何もないと思います。 続きを読む
変化の渦中にある日本社会。その中で、生き残る術は何なのか。『自分でつくるセーフティネット』の著者・佐々木俊尚氏に話を聞いた。
昨今議論されている労働者派遣法の改正案に対して、「正社員への道が閉ざされる」といった批判の声がありますが、昔のような正社員を中心とする社会に戻る理由はもう何もないと思います。 続きを読む
公共広告機構(現・ACジャパン)のマナー啓発広告に取り上げられたこともある「江戸しぐさ」は、2014年度から小学校の道徳教材「私たちの道徳」に取り入れられました。文部科学省認定の教材にも出てくる江戸しぐさとは、どんなものなのでしょう。 続きを読む
政治、経済に閉塞感が漂う中、日本文化の力を今一度問い直す。
2013年のカルチャーは、テレビドラマが息を吹き返した年だったと考える人が多いと思います。顕著なものとしての「半沢直樹」「あまちゃん」がありますが、これらはどちらも中核のユーザーが40代だったと言われています。
これは今のテレビの手法やテレビに携わる人たちの創造力で巻き込める限界が、団塊ジュニアのアラフォー世代にあるという現実が露呈したといえるでしょう。 続きを読む
テクノロジーが導く新たな世界の構造――現在のレイヤー(層)化した世界を読み解き、未来像を探る。
今、新しい世界の構造がつくられようとしています。
近著『レイヤー化する世界』を上梓したきっかけは、20代の若い世代が新しい世界観を皮膚感覚的に理解してはいるものの、具体的な裏付けがないと思ったからです。 続きを読む
世界中のサーバーがインターネットにつながり、膨大な情報を手軽に、しかも瞬時に入手できる時代です。そこには個人がメール感覚で何げなく発信する情報も含まれ、多彩なコミュニケーションの場が無尽蔵に広がっています。利便性がある一方で、誹誇中傷やデマ情報など反社会的な情報も簡単に流されてしまう。それがネット社会です。 続きを読む