「2位」にも遠く及ばない惨敗
東京都知事選挙が終わった。2期目の任期満了を迎えようとしていた現職の小池百合子知事に対し、立憲民主党の参議院議員だった蓮舫氏が立候補を表明。過去30年ほど知名度のある候補者の当選が続いてきただけに、当初はメディアも事実上、蓮舫氏と小池氏の対決になるのではと見ていた。
ところが投票箱が開いてみると、3期目に挑んだ小池氏が291万8015票で午後8時〝ゼロ打ち〟の圧勝。広島県安芸高田市長だった石丸伸二氏が165万8362票で2位。蓮舫氏は石丸氏の4分の3にしか届かない128万3262票で、小池氏にはダブルスコア以上の大差をつけられ惨敗した。
東京生まれの東京育ちで20年間も東京を選挙地盤にしてきた蓮舫氏が、接戦に持ち込むことさえ遠く及ばず、なぜこんな結果に終わったのか。朝日新聞は「何が原因かよくわからない」という選対幹部の言葉を報じた。だが、蓋が開くまで大敗を予測できていなかったその〝認知のゆがみ〟こそが、大惨敗の原因のすべてではなかったか。
なぜ立候補したのかという疑問
蓮舫氏は5月27日午後、会見を開いて都知事選への立候補の意思を表明した。しかし、そもそもなぜ立候補したのか、つまり自分に「勝機」があると考えたのかが大きな疑問である。
たしかに1995年に当選したタレントの青島幸男氏以来、知名度のある著名人が都知事選を制してきた。蓮舫氏も2010年の参議院選挙では史上最多の170万票を獲得するなど、東京選挙区では圧倒的な安定感で当選を続けてきた。蓮舫氏ならば勝機があると、本人も担ぎ上げた周辺も思い込んだのだろうか。
だが小池百合子氏が都知事に初当選する2016年7月の都知事選挙では、蓮舫氏が鳥越俊太郎候補の応援演説に立ったが、鳥越氏は3位に終わった。
2016年9月に蓮舫氏は民進党(旧民主党)の代表に選出される。翌2017年7月の東京都議会議員選挙では、小池百合子知事が率いる都民ファーストの会が改選前の6議席から49議席に躍進。しかし蓮舫氏が率いる民進党には風さえ吹かず、2議席を失って5議席にとどまる。この責任を取って蓮舫氏は就任から10カ月で民進党代表を辞任するのである。
国政選挙で1人の候補者として戦う分には蓮舫氏は強い。けれども国政と都政では有権者はまったく異なる判断をする。都政という舞台では小池氏がどれほど強く、逆に自分がどれほど非力であったかは蓮舫氏自身が誰よりも身に染みていたはずではなかったか。
さらに直近2022年の参議院選挙では、4選を果たしたとはいえ、自民党、公明党、共産党候補の後塵を拝して67万票での第4位当選である。共産党・山添拓氏の68万5000票と合わせて、ようやく135万票あまり。結果的には今回その数にさえ届かなかったのである。
蓮舫氏はこの数年、泉健太執行部の立憲民主党内で冷遇されており、近年は公然と泉代表の退陣を繰り返し求めていた。一部には、起死回生を図って次期総選挙で衆議院に鞍替えするために、露出効果を狙って都知事選にあえて立候補したのではないかという冷ややかな見方もある。
そんなことはない、彼女は純粋に都知事に挑戦したのだというのであれば、本人や陣営は事前にいったいどんなデータ取りをして「勝機あり」と判断したのであろう。この点がそもそも最大の〝謎〟なのである。
共産党の神輿に乗った蓮舫氏
第2の敗因は、日本共産党と組むという戦略の致命的な誤りだろう。
今回、蓮舫氏が立候補表明の会見を開く前に共産党が常任幹部会で支持を決定し、小池晃書記局長は「日本共産党としては最強・最良の候補者が名乗りを上げてくれた」と会見で満面の笑みを見せた。
立憲民主党内で不満を募らせていた蓮舫氏を神輿に担ぎ上げるべく、早々に出馬要請をしていたのは日本共産党だった。立憲民主党内で選対の責任者となったのは、小沢一郎氏らと共に昨年6月、立憲民主党内に「野党候補の一本化で政権交代を実現する有志の会」を設立した手塚仁雄氏である。
蓮舫氏が出馬表明した数日後には、驚くことに日本共産党東京都委員会が機関紙「東京民報」号外という体裁で、蓮舫氏の選挙ビラと見まがうようなものを配布する。まだ蓮舫氏が公約すら発表していないというのに、そこには「全区市町村で小中学校の給食費の無償化」「子どもの国民健康保険料をゼロに」「若い世代への月2万円の家賃補助」「シルバーパスの無料化」など共産党の政策が記されていた。
告示日の翌日6月21日には、日本共産党の小池書記局長が党の会合で「蓮舫知事を誕生させることができれば、日本共産党は与党第1党に」と発言している。現在、都議会の議席数では立憲民主党の15議席に対し日本共産党は19議席。なるほど、蓮舫知事になれば日本共産党が〝最大〟の与党になるわけだ。
2021年の衆議院選挙で、蓮舫氏の所属する立憲民主党は日本共産党と「政権協力」まで結ぶ蜜月を見せた結果、党創業者の枝野代表ら執行部が総退陣する大敗を招いた。立憲民主党の最大の支持母体である連合も、日本共産党との連携には明確に拒絶を示している。
かつての民主党勢力が分裂を繰り返してきた大きな要因は日本共産党との「野党共闘」路線だ。政権交代の選択肢に旧民主党勢力が選ばれない根本の理由も、日本共産党と接近するからである。
しかし、立憲民主党内には落選して浪人中の前職や元職も含め、現職でも単独では選挙区で勝てない議員が多い。勝つためには日本共産党が候補者を取り下げ、支援に回ってくれることが必須となる。
日本共産党と手を組めば手痛い敗北をするという経験がありながら、今回、蓮舫氏とそのブレーンたちは、何をどう判断したのか日本共産党と連携する選択をしたのである。
政権批判票の大半を逃す失態
蓮舫氏は出馬にあたって日本共産党と立憲民主党の支援を受けると同時に、自民党の「裏金問題」に触れ、「非自民・非小池」を訴えた。自民党に逆風が吹いている状態をチャンスと見て、国政の与野党対決の構図を都知事選にあえて持ち込んだのである。
地方自治体の首長選挙に国政の与野党対決の構図を持ち込むのは、じつは日本共産党の常套手段なのだ。あくまで地方自治体の首長を住民が選ぶ選挙であるにもかかわらず、そこに「憲法問題」「原発」「集団的自衛権」といった〝国政〟の問題を持ち込んで、是か非かで社会を分断していく。
そして、自分たちの主張に同意する住民だけを「市民」と呼び、同意しない住民を「〇〇推進派」などと呼んで、あからさまに敵視する。沖縄などで共産党が繰り返してきた手法である。
小池知事は対照的に、どの政党の推薦も受けず、街頭演説でも国会議員とのツーショットを徹底して避けた。もちろん首都の知事であるから、コロナ対策などさまざまな局面では政府与党とも連携する必要もある。都の子育て支援や教育施策、防災対策などでは、経験値の低い都民ファーストの会よりも、現場に直結し実務に長けた都議会公明党が頼りになる場面が多い。
とはいえ、都議会自民党と対決する構図を作って2016年に知事の座を勝ち取ったのが小池氏なのだ。
蓮舫氏は今回、その小池知事に自民党のイメージを重ねて追い落とす戦略をとった。しかし、これは決定的なミスだったというしかない。とりわけ無党派層は小池知事の老獪さよりも、蓮舫氏が立憲民主党や日本共産党の幹部らと並んで立つ姿に違和感と失望を覚えた。
何をどう読み違えたのか、蓮舫陣営は最後まで無党派層からの支持に期待をかけたが、当の無党派層は4割が小池氏に投票。次いで3割が石丸氏に投票し、蓮舫氏に投じたのは2割にも満たなかったのだ。
NHKの出口調査では、「岸田内閣を支持しない」は75%だったが、そのうち蓮舫氏に投票したと答えたのは20%台にとどまった。蓮舫氏は政権批判票の大半を逃してしまったのである。
「外苑再開発」を争点化した愚かさ
民意とズレまくった〝争点〟づくりといえば、象徴的なものが「神宮外苑再開発の見直し」だっただろう。
この再開発計画は、宗教法人である明治神宮が、所有する神宮球場を公費なしで建て替えるために、日本スポーツ振興センター(秩父宮ラグビー場)や伊藤忠商事、三井不動産などと協議。次の100年に向けて、バリアフリー化し、防災機能も高めた外苑の整備計画を進めてきたものだ。
これに対し、東京都がこれら大企業と不正に結託して公園の緑を何千本も伐採しようとしているなどという、ほとんど陰謀論のような主張で反対運動をする人々が出てきた。そして日本共産党は、「100年の森を守れ」「イチョウ並木が伐採される」などといったデマのキャンペーンを展開してきた。
蓮舫氏は愚かにもこれに便乗してしまったのである。
すでに最高裁で住民側からの請求が棄却されているにもかかわらず、蓮舫氏は自分が知事になったらこの再開発計画を一旦立ち止まらせ、「都民投票」に問うと言い始めた。そもそも立憲主義に反する話であるし、都民投票を実施するとなれば数十億円の費用がかかるだろう。
20年も国会議員を務め、民主党政権で閣僚まで経験しながら、蓮舫氏がこういう政治センスしか持ち合わせていないことに人々は失望したと思う。
朝日新聞の出口調査では、
投票の際に最も重視した政策を六つの選択肢から選んでもらったところ、「景気・雇用」31%▽「教育・子育て」30%▽「医療・福祉」15%▽「行財政改革」13%▽「災害対策」5%▽「環境・景観」4%だった。(「朝日新聞デジタル」7月8日)
「環境・景観」は主要な争点にならなかったことがわかる。しかも、外苑再開発で樹木を伐採することに「反対」と回答した人の投票先は、1位が小池氏の33%、2位が石丸氏の27%で、蓮舫氏はここでも3位の25%に甘んじた。外苑再開発を争点化しながら、反対派の6割は蓮舫氏以外の候補者に投じていたのである。
内輪ノリを煮詰めたような光景
ここまでくると、蓮舫氏の陣営やコアな支持者はいったい何を見ていたのだろうと不思議にさえ思う。
いずれの報道機関も選挙戦が始まると「小池リード」を伝えていた。中盤になると、当初は泡沫かとさえ思われていた石丸伸二氏が支持を広げ蓮舫氏を猛追してくる。
それでも蓮舫陣営のSNSには、街頭演説の動員数に酔いしれるような投稿ばかりが増え、石丸氏の逆転の可能性がささやかれ始めた終盤になってなお、最後には小池氏に競り勝つと信じる声さえ見られた。
もはや、シビアに情勢判断をしているのではなく、自分たちが見たい世界だけを見ているというような光景だった。
最終盤、新宿駅南口で大勢の支持者らがスマートフォンのライトを手に蓮舫氏と一緒に「昔、蓮舫さんが踊っていた曲」の替え歌を歌い、「みんな、きれいだよ」と陶酔していた景色は、まさに今回の内輪ノリを煮詰めたような場面だった。
「内向きというか、支持層、刺さる人だけに矢印が向くようになってしまっていた」。陣営関係者は、苦境の要因をそう分析した。(「朝日新聞デジタル」7月7日)
選挙妨害も違法ステッカーも放置
一方、今回の選挙戦で目立ったのは、蓮舫陣営によるルール違反の数々ではなかったか。
まず、告示前であるにもかかわらず、6月2日、有楽町駅前に立った蓮舫氏は「この夏七夕に予定されている都知事選に蓮舫は挑戦します」と発言。応援演説に立った枝野幸男氏は「みんなで蓮舫さんを勝たせましょう」などと語った。
この件で蓮舫氏はすでに公職選挙法違反で東京地検に告発状を出されている。
さらに、小池知事の街頭演説に押しかけてプラカードなどを掲げ、大声で「やめろ」コールをする選挙妨害も繰り返された。
先の東京15区補選では、応援演説に駆けつけていた蓮舫氏の車をつばさの党の幹部らが追い回し、窓を叩くなどの行為があった。蓮舫氏は「警察の対応が遅くて怖かったです」「でも、負けない」などとXに投稿していたはずだ。
ところが今回、蓮舫氏の支持者らはこうした小池陣営への選挙妨害行為を嬉々としてSNS上で拡散。あまりのヤジに小池氏が演説を止めた瞬間の動画に、「演説を止めた」と勝ち誇る者まで出てきた。
小池氏は選挙妨害の決定的瞬間を証拠として警視庁に確認させるために、あえて演説を中断したのである。
さらに、蓮舫氏の支持者らは「R」と印刷されたステッカーを、街灯や自動販売機など街中のあちこちに貼りまくる戦術をとった。もはや明らかな犯罪行為である。さすがに撤去を求める非難の声が出たが、蓮舫陣営は最後までこうした警告を無視し、不法な支援活動に黙認を続けた。貼られた大量のステッカーは、今も放置されたままである。
無党派層から嫌われた蓮舫氏
投票箱が閉じてから明らかにされた各種出口調査は、10代から30代の蓮舫氏への支持が低く、結局は日本共産党と立憲民主党のコア支持層である60代以上からの支持に依存していたことを示していた。
蓮舫氏が訴えたはずの「若者への政策」は、肝心の若者には響いていなかったのである。なによりの衝撃は、先述したように無党派層の8割以上が蓮舫氏を支持しなかったこと。さらに党を挙げて支援した日本共産党と立憲民主党の支持層さえ、7割程度の投票にとどまっていたことである。
大阪経済大学情報社会学部准教授の秦正樹氏は、朝日新聞と共同通信それぞれの世論調査、NHKの出口調査の数字を検証し、あくまで「推論」とことわったうえで、
東京の無党派層は立憲に対して比較的好意的であるにもかかわらず,まさに立憲民主党を象徴する政治家の一人である蓮舫氏は評価しなかったことになります.やや残酷な言い方をすれば,立憲には期待できても,蓮舫という「個人」には強い忌避感や嫌悪感を覚える有権者が相当多かったと考えることができるでしょう(『朝日新聞』7月7日記事への「コメントプラス」)
とし、本当に蓮舫氏で勝てるのか立憲民主党は候補者選定の時点でもっと綿密に調査しておくべきではなかったかと述べている。
「野党共闘を」と居直る共産党
選挙戦を振り返れば、3期目を狙う小池知事も、彼女が特別顧問を務める都民ファーストの会や、自主的に支援した自民党や公明党も、手堅く地に足の着いた選挙戦をやった。
対する蓮舫氏とその陣営は、深謀遠慮もめぐらさず公約すら練らずに思い付きのように蓮舫氏を担ぎ上げ、冷静な情勢判断をせずに内輪で熱狂することだけに終始したといえるだろう。しかも、意図してか迂闊なのか、何から何まで日本共産党の選挙戦術に乗せられていた。
まさかの3位敗退を受け、立憲関係者は「戦い方を間違えた。コアな支持層向けに、自分たちが気持ちいいことをして勝てると勘違いした」と悔やみ、別の関係者は「政治とカネという国政の問題を、都政に持ち込もうとしたことが敗因の一つだ」と語った。(『毎日新聞』7月8日)
まさに〝お粗末〟の一言に尽きる。
共産との連携を敗因に挙げる声もある。共産は独自のビラを配るなどして蓮舫氏の支持を呼び掛けたが、立憲内から「共産が自前候補みたいにやっている。あれでは無党派層は逃げる」との不満も生じた。共産に拒否感を持つ国民民主党や連合は、地方組織レベルで小池氏の支援に回った。(同)
退潮が著しいとはいえ、いまだ日本共産党の組織力のほうが立憲民主党には勝る。日本共産党と連携した時点でこうなることは100%わかっていたのに、なぜ立憲民主党は無謀な戦いに突っ込んでいったのか。最終盤まで「勝てる」と熱狂していたコア支持者らも含め、ほとんど旧日本軍の姿を見ているようである。
担いだ神輿が「3位」に終わった日本共産党は、「『市民と野党の共闘』ということで闘ったのだけれども、その姿をより鮮明に示していくことが必要だった」(小池書記局長)などと、この期に及んで居直り、きたる総選挙での野党共闘を立憲民主党に迫ろうとしている。
7月5日から3日間おこなわれたNHKの月例世論調査では、立憲民主党が大きく後退し、自民党が微増した。
蓮舫氏の選挙戦とその結果は、立憲民主党に吹いていた風をピタリと止め、同じ日の都議補選で自民党が厳しい審判を下されたことさえ覆い隠してしまった感がある。
日本共産党と組めば今や無党派層の民意は離れ、しかし組まずに邪魔をされれば票が削られる。はたして立憲民主党は自らが招いたこのジレンマから抜け出せるのであろうか。
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